弊社のタイ子会社 For Delight(Thailand)Co.,Ltdが受注した太陽光発電所がタイ王国チョンブリ県に完成し、発電を開始しましたのでお知らせいたします。
弊社の海外事業で、設計から施工管理まで請け負ったのは、今回が第一号となります。
概要
| お客様 | Sriborisuth Forging Technology Co., Ltd. (スリボリスート・フォージング・テクノロジー社) |
| 住所 | タイ王国、チョンブリ県チョンブリ郡 |
| パネル | 655W/枚 x 1,408枚= 922.24kW |
| インバーター | 100kW x 8台=800kW |
| オプティマイザー | 720台 |
| 基本設計 | 株式会社FD |
| 施工 | 元請け:For Delight (Thailand) Co., Ltd.(FDのタイ子会社) 現地協力会社:Eco Value Co., Ltd. |
| 日程 | 契約締結 2025年9月 |
| 担当者 | FD側:チャーン(Mr. Charn)(FD社員。日本から監理しつつ、適宜現地訪問) サポートメンバー:スッパナット(Mr. Suppanat)(元FD社員。タイ在住) |

本案件では、いくつかの技術的な挑戦がありましたのでご紹介いたします。
①急勾配の屋根への設置:
屋根の傾斜角度25度と非常に急でした(通常は10~15度)。施工作業(資材運搬、架台の位置決め、ボルトのトルク確認など)は特に困難を極めました。安全性と作業効率を確保するため、滑りやすいFRP製の歩行板ではなく、グリップ力の高いアルミ製歩行板を採用しました。



②海塩による腐食対策:
工場が山間部かつ海の近くに位置しているため、塩害の影響が長期的に構造物へ及ぶリスクがありました。これに対応するため、架台をはじめとする部品の大部分にアルミ材を採用し、耐腐食性を高めました。
③現地環境に合わせたパワコン室の設計:
虫や害獣が多い地域という現地の事情をお客様からフィードバックいただき、設計を柔軟に変更しました。完全密閉型・空調完備のパワコン室とし、さらに大雨時の漏水に備えて室内に勾配と排水路を設けることで、水たまりが発生しない構造としました。


④地域性に合わせた設計・施工
洗浄用の水道設備:パネル洗浄が必須となる地域の為、周辺に水路、蛇口を設置しました。

⑤接地抵抗:敷地内の掘削で岩盤に当たり、規程の接地抵抗を得るため、接地ポイントを追加しました。


(ドローン空撮)
稼働監視を2026年5月18日~7月2日までの46日間行いました。
全インバーターが正常稼働しており、機器の故障は発生しておりません。
株式会社FDは、今後もアジア・アフリカ諸国への展開を幅広く実現して参ります。