2020.07.08

オンサイトPPAの実施で補助金がでます!

2020年7月6日(月)

PPA(Power Purchase Agreement)という言葉をご存じでしょうか?
電力購入契約と訳されますが、自前の建屋の屋根等に第三者が設置した太陽光発電設備等からの電力を購入するような太陽光発電の導入形式を「オンサイトPPA」と言います。
この方式の利点は、①太陽光発電設備は第三者の所有となることから自身が設備投資する必要がなく初期投資費用がゼロであること、②電力会社から購入するよりも安価でクリーンな電力を購入することが出来ることです。
設置場所を提供することで、クリーン電力の調達および初期投資なく電気代の削減につながり、すなわちCSR活動と利益の拡大に寄与することができます。

環境省からオンサイトPPAの実施に際して補助金が支給されることになり、公募が下記の期間で受付が始まっています。

■令和2年度「サプライチェーン改革・生産拠点の国内投資も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)」(環境省)
http://www.eic.or.jp/eic/topics/2020/supply/

<補助対象>
太陽光発電(出力10kW以上)ないし蓄電池(10kWh以上)併用で停電時でも自立運転する自家消費システムをオンサイトPPAで行うもの

<公募期間>
第1次:6月30日(火)~7月31日(金)正午まで【必着】
第2次:8月3日(月)~8月31日(月)正午まで【必着】
第3次:9月1日(火)~9月30日(水)正午まで【必着】
※予算額に達した場合はそれ以降の公募を実施しないことがあります。
http://www.eic.or.jp/eic/topics/2020/supply/001.html

<補助金額>
補助金額の5 分の4 以上が、サービス料金の低減等により、需要家に還元されます。
太陽光発電設備等: 定額(4~6万円/kW)
蓄電池: 定額(2万円/kW又は3万円/kW)
工事費の一部
補助金額は、設置するパネルや蓄電池の容量や工事費用等により案件により異なります。

平時は自家消費をしながら災害時等の停電時に備えて自立運転が可能であることが必要となりますが、補助金による投資の負担軽減は電気を使う需要家に4/5以上が還元されることから、大変お得となります。

設計と施工をFDが手掛け、設備を所有することなく安価に電気を調達できますので、是非この機会にご検討ください。