基礎知識 2022.08.05

【事例付き】工場で太陽光発電設備を導入するメリット・デメリットとは?導入の注意点も解説!

太陽光発電と言えば、住宅や野立てを連想する方が多いかと思います。しかし、近年は工場の屋根に太陽光発電設備を導入し、資産を最大限に活かす手法が一般的になっています。

工場では多くのエネルギーを消費し、数百万~数千万円以上の電気料金を負担しています。太陽光設備を導入することで電気料金を削減できる可能性は大いにあります。本記事では、工場で太陽光を導入するメリットや注意点、事例を踏まえて解説していきます。

工場で太陽光発電設備を導入するメリット

①電気代の削減ができる

②売電収益が見込める

工場には、屋根の面積にもよりますが何千万ものパネルの設置が可能です。発電した電気を自家消費する以外にも余った電気を余剰売電を行うことが可能です。FITやFIPの制度の使用・JPEXへの売電等、発電事業主さんに合った売電方法を選択可能です。

ただし2022年現在では、1kW当たり約11円と売電が始まった2012年と比較すると29円下落しています。売電料金よりも使用料金の方が高いため、自家で消費する方が得策です。

売電価格と再エネ賦課金の推移

③BCP対策として有効

災害の発生時期は、誰にも予測できません。そんないつかの緊急事態に備え、BCP対策として太陽光を有効活用することが可能です。停電等の災害時には、自立運転機能付きのパワーコンディショナーのみが自立運転へと切り替わり、最低限の電力の供給が可能となります。

④断熱・保温効果がある

ソーラーパネルを屋根上に設置を行うことにより、遮熱効果が発生します。夏は涼しく・冬は暖かく過ごすことが可能です。また、一般的には夏は10℃下がり、冬は5℃屋根材の下にある野地材の温度が変化すると言われています。

⑤再エネ化で企業のブランドイメージがアップ

昨今では、地球温暖化、脱炭素社会と環境保護に関する言葉をよく耳にする機会も多いのではないでしょうか。太陽光発電などの再生可能エネルギーの設備導入は、CO2を排出しないため、環境に優しく、配慮をしているとPRに繋がります。

これは世界的な取り組みとなっており、国だけでなく、企業も取り組まなければならない重要項目です。その中でRE100やSDGsなど様々な環境に対する取り組みがあります。

例えば、RE100企業として認定されると、取引先の幅も大きく広がるなどのケースもあります。つまり、再エネの導入は、ブランドイメージのアップへ直結します。

関連記事:【5分解説】 RE100とは?中小企業は加盟できる? 意味やメリット、加盟条件など分かりやすく解説!

⑦補助金が受けられる

再生可能エネルギーの促進は、国を上げての取り組みとなります。そのため、国や自治体などから補助金を受けることが可能です。2022年の補助金情報については、以下のコラムよりご確認ください。
【事例付き】2022年版法人向け太陽光発電の補助金を徹底仮説!

工場で太陽光発電設備を導入するデメリット

①初期費用がかかる

太陽光発電所を導入するためには、様々な機器や部材が必要です。また、機器等を設置する業者の手配や、足場の設置等のように、機器以外にも費用が発生します。また、工場規模となりますと、住宅と比べても何倍もの金額がかかります。

②工事の際に一旦電気を止める必要がある

太陽光の機器からのケーブルを受電設備に繋ぎ込む必要があります。繋ぎ込みの際は、電気を落とす必要があるため、停電での作業が必須となります。24時間稼働の工場ですと、時間を割いて停電を行わなくてはなりません。

太陽光設備導入の際の注意点

①屋根の形状・強度によっては導入できないこともある

場には、折板屋根・瓦棒の屋根・R屋根、陸屋根と様々な形状があります。屋根の形状によっては導入ができない場合もあるので注意が必要です。

<屋根に穴を開ける必要がない屋根の形状>
ハゼ折板・陸屋根
<屋根に穴を開ける必要がある屋根の形状>
88折板・スレート屋根

屋根に穴を開ける設置方法のため、雨漏りのリスクがあります。また、屋根の強度で導入不可能・導入は危険と判断が下るケースもあります。

②工場の屋根が第三者の管理下にある場合(屋根貸し)は注意

工場の屋根で、形状が設置可能であったとしても、お客様が屋根を所有していなかった場合、設置は不可能です。貸している屋根への設置は発電事業者・需要家ともに得をしません。

工場の太陽光発電設置の事例紹介

弊社は様々な工場様へ、太陽光を設置しております。今回は、事例を1つご紹介いたします。

H社

屋根面積約1,820㎡
年間電気使用量(発電量)約2,434,000kWh
※一戸建て住宅約7,000軒分に相当
太陽光設置容量約2,200kW
年間削減金額2,640万円

多くのお客様より喜びの声を頂いております。自社の屋根面積と比較していただき、設置量を想定して下さい。その他の事例についてはこちら

まとめ

今回は工場への太陽光発電所の導入に関して、メリット・デメリットを深堀しました。弊社は工場への太陽光発電所導入を得意としております。工場をお持ちの企業様は、是非お気軽にご相談ください。お客様に合った最適なプランにてご紹介をいたします。